声・声色/しぐさ・身体に表れる心の内側

本心や心の内側が表れる動作や場所

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若手社員の処世術  若手社員の心理学辞典

声・声色(大小・トーン・スピード) 心が見え易い体の部位

声の大小、トーン(高低・強調)、リズム

「蚊の鳴くような声」「か細い声」
反省や恐縮、自信の無さ
「声を殺す」「声をひそめる」「声を落とす」
声を発する事自体や会話の内容が場にふさわしくない心情
内緒にして欲しい気持ち、連帯感
「大きな声」
強く主張したい気持ちや自信
「同じリズム」「抑揚の無い話し方」
自分が話す内容を理解していない不安感
相手への侮蔑感情や優越感、関わり合いへの消極的な気持ち

口から発せられた次の瞬間には消えて無くなってしまう 『声』 ですが、話し手や話の内容への印象に大きな違いをもたらす重大アイテムとして知られています。
一般的な生活をしている方であれば自分の声を聞く機会は滅多に訪れず、他人の声に対する好みはあっても自分の声には無頓着になりがちです。
意識的にコントロールしようとする人が少ないだけに、声には心の内が表れ易いされています。

話す事を仕事にしている人は声に細心の注意を払います。
まずは話を聞く気持ちにさせる事の重要性や、人の集中力は意外な程に継続しない事を理解している話しのプロ達は、決して一本調子では話しません。
導入部分では小さな声で注意を喚起。話の重要ポイントでは声を大きく、低く、甲高く。時には沈黙を意図的に作り出す・・・・などを使い分けます。

プレゼンテーション/声の大小、高低、強弱

若手ビジネスマンの憧れの場面上位は顧客へのプレゼンテーションシーンですが、まずは分かり易く簡潔に表現する事が求められます。
理解の度合いを確認しつつ進めるためにゆったりと声を発し、トーンやリズムに強弱をつけて興味を逃さず、できる事なら落ち着きを感じさせる低い声がよいとされています。
プレゼンにかぎらず、ビジネストークの基本は 「ゆっくり簡潔に」 となります。

声のスピード

「早口」「言葉があふれ出す」
積極的な気持ち、共感を求める気持ち
焦りや不安
自分自身や話す内容に対する自信
「ゆったり話す」
落ち着きや安定、熟慮したい気持ち
戸惑い

声を発する際の早さ・スピードには生活環境、個性や性格が表れ易いとされています。
都会で暮らす時間に追われる人と田舎に暮らすのんびりとした生活リズムの人では時間感覚が全く異なり、「時間を食う」話し方をするのかしないのかが変わります。
頭の回転が早く、伝えたい(伝えないといけない)と感じる事が次から次へと頭に浮かぶ人は自然と早口になります。
通常は相手の話すスピードにある程度は合わせますが、あくまでもゆっくり話す事を貫く人は何事にもマイペースと貫く人と見て取れます。

「早口」 : 回転が早い / 短気 / 苛立ち / 鋭利さ ・・・
「ゆったり」 : 鈍重 / 落ち着き / マイペース / 安定 ・・・
これらはわざわざ口に出さなくともほとんどの人に認識されているものであるため、人の心を読むだけではなく、自分を意識的に表現するものとして使い分けたいものです。

心が表れる体の部位

心理効果・心理実験

色彩効果

心理術


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