頬・ほっぺた・息・呼吸/仕草・身体に表れる心の内側

本心や心の内側が表れる動作や場所

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若手社員の処世術  若手社員の心理学辞典

頬・ほっぺ・ほっぺた/息・呼吸 心が見え易い体の部位

頬・ほっぺ・ほっぺた

「頬を緩める」
好意や好印象、喜びを抱いた状態
緊張が解けた瞬間やリラックスしている状態
「ほっぺたがおちる」「ほっぺが落ちる」
食べ物が非常に美味で大いに満足している状態
「頬をふくらます」「ほっぺがふくらむ」
不満や怒りを抱いた状態(不満な心情を意識的にアピールする状態)

顔面に複雑に配置され様々な表情を生み出す表情筋の中で、口から耳にかけての場所に存在するのが頬筋・笑筋です。
この頬筋・笑筋は、無意識的に 「喜び」「好意」 を表わして反応し易い部位として知られています。
緊張や過度の集中が続いた際は、意識的に頬の筋肉を緩めてみる事でより良いリラックス状態がもたらされるとされています。
頬筋に限らず、体を強制・意識的にリラックス状態にする事で、体をコントロールする心へのリラックス信号を送る事による効果が大きいそうです。

怒りや不満はまずは隠す事がよいとされるビジネスの世界ですが、プラスの感情(好意・好感)を敢えて隠す事は推奨されていません。
むしろ、プラスの感情を心の中に抱く事は本人にとっても心地良いものであるため、良い感情を積極的に示そうとするのが一般的な人間心理であって、少なくとも隠そうとする意識は働き難くなります。(スポーツ選手などのポーカーフェイスが推奨される人は別ですが)

豊かな表情を作る頬筋

「頬を緩める」の言葉通り、人の好ましい感情は、「頬」「ほっぺ」「口から耳にかけての部位」に出やすい事が分かってきています。

息・息遣い・呼吸

「息をのむ」「息詰まる・・・」「息を止める」
極度の緊張状態
「大きな息を吐く」
強い緊張から開放された瞬間
「肩で息をする」「荒い息遣い」
強い疲労、極度の疲労状態

息や呼吸は人間の生き死に直結する必要不可欠な生命活動であり、息の行き先である肺は心臓は意思の力でコントロール不可能な臓器であるため、
「もし呼気や吸気に色が付いていてば、だれもが他人の心理状態を正確に掴める」と言われます。
残念ながら息は無色透明であるため、鼻孔の拡がり具合や胸の上下運動に着目する事になります。

人が摂取するエネルギー(栄養・酸素など)のNO.1消費臓器は脳です。
心そのものとも言える脳の働きが活発であれば消費する酸素量も増大し、呼吸も大きく小刻みなものへと変化します。
決して目に見えるものではない息ですが、呼吸のピッチや大きさの変化に着目する事で、心に何かしらの変化が起きている事は見て取る事ができます。

深呼吸

何事においてもバランスやリズムが大切ですが、呼吸を整え、呼吸の正確なリズムを自覚する事によってリラックス状態を作り出せる事がよく知られています。
深く正確なリズムによる深呼吸や、体をコントロールできている事を体感できる腹式呼吸の効用は、リラックスや力がみなぎる感覚を自覚するなど、それまで取り入れていなかった人にとっては予想以上に大きなものだそうです。

心が表れる体の部位

心理効果・心理実験

色彩効果

心理術


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