「不平が多い」「文句が多い」「ケチをつける」人の心理

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文句(不平不満)が多い人

「幸せ」「充実している」「美味しい」「嬉しい」「楽しい」といった、現状に満足している事を表す言葉は滅多になく、何かにつけて不平不満が多い人の心の内側について

文句・不平・ケチが多い人

  • 「それなりに美味しいとは思うけど、この値段にしたら・・」
  • 「仕事がつまらない。正当に評価されていない」
  • 「あそこってつまらないって評判だよ」「まずかったでしょ?」
  • 「何か面白い事ないかなぁ。何をやっても面白くない」

マイナスの言葉を使っていればマイナスな気持ちに支配されていきます。マイナスな気持ちであればマイナスな言葉が出てきます。
どちらが先でどちらが後という事はありませんが、会話をつなげていこうとする意識や親切心が、かえって相手の気分を害してしまい、会話のふくらみが無くなってしまいます。

悲観主義者

何処に行っても、誰といても、何をしていても、何かにつけて不平不満を口にする人、文句が多い人、ケチを付ける人は、物事の負の面から一面的にアプローチしてしまう人です。
全ての事柄は表裏一体であって、長所は短所であり、短所は長所となり得ます。
年齢と経験を重ねれば理解できてくるはずの真理に気付く事が出来ず、物事の良い面にスポットを当てて考える事が出来ない悲観主義者といえます。

  • 「もう半分しか残っていない」・・悲観主義者
  • 「まだ半分も残っている」・・楽観主義者
悲観主義(ペシニズム/Pessimism)
「この世界は悪と悲惨に満ちたもの」という人生観で、反対語は楽天主義(オプティミズム/optimism)。自分自身(能力・環境・立場etc)、世界、将来についての否定的な考えが支配的となるもので、成長段階での、「批判」「不同意」「未承認」「失敗」等が影響を与えるとされています。

幼児性

何かにつけて文句を口にしていれば、周りから人が居なくなってしまいます。ケチを付ける部分を探しているように感じる相手からは得るものがなく、大層疲れてしまいます。

「自分はこんな側面から物事を見る事ができる」「素直に受け入れて有り難がる程バカじゃない」といった、頭の良い事をアピールしたい気持ちを見て取る事ができますが、周囲がどのように感じつつ自分の言葉を聞いているのかには考えが及びません。
「文句が多い自分を受け入れて」「優しく甘えさせて」といった、甘えの気持ちが色濃く残っていますが、周囲にとっては迷惑なだけです。
「与えられるべきものが与えられない」「不当に扱われている」といった、自己愛の強さと主体性の無さを見て取る事ができます。
何かと文句が多い人は、自分本位で他人の気持ちには配慮せず、思ったままを口にして、自己アピールを繰り返す幼児性を色濃く残している人と言えます。

幼児
自他の区別が十分ではなく、他人の視点に立って物事を考えることができないという自己中心性が特徴。心身の健全な成長のためには、存在を全面的に受け入れて優しく甘えさせてくれる守護者の存在が不可欠とされています。

高い自己評価

冷静に、客観的に自分を評価出来ず(自己評価 セルフモニタリング)、自分の能力や可能性、潜在能力に具体的な裏づけのない高い評価を下している事が推察されます。

  • 「自分はこんな所にいるべき人間ではない」
  • 「世が世なら・・」
  • 「本当の自分を理解してくれる人が居ない」
  • 「自分の能力を引き出せない周囲に問題がある」

上記の類の高い(身勝手な)自己評価を持っていますが、大した裏づけのない自信であるため、周囲は期待通りの反応を示してくれません。
「あってしかるべき」と考える自分に対する周囲の態度と、実際の態度のギャップに納得がいかず、不平や不満を募らせていきます。

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