人の心の傾向を理解して自らを戒め、うまく立ち回る
ホーム l このサイトについて l サイトマップ l リンク
心理学辞典トップ 心理術トップ 処世術トップ
「ライフ・スタイル」「タイプA行動パターン」「社会的ジレンマ」ライフ・スタイル life style概要アドラーは、「一人一人の個人が持っている物事の見方や考え方、生き方」と定義。 アドラーが人生の三大問題とした 『職業選択』『社会的関心』『恋愛・結婚』に対する傾向や能力は、幼少期に形成したライフ・スタイルの原型から推測できるとし、影響因子としては、「遺伝」「身体の問題や障害」「出生順位」「兄弟との競合」「親の価値観・しつけ」「学校・社会環境」などを挙げています。 取り上げた理由「生きるために働くのか?働くために生きているのか?」と問われれば、大多数の方が前者を答えに選ぶはずです。 しかし、「働くために生きているの?」と、思わずその気持ちを聞きたくなる人は沢山います。 思ったようには運ばないのが人生や仕事ですが、思いもしない事は絶対に実現しないのも事実です。若い頃から実現したいライフ・スタイルを考えてみる事は大切です。 タイプA行動パターン type A behavior pattern概要フリードマンらが虚血性心疾患の患者に共通した特徴があることに気付き命名した行動様式。 取り上げた理由何処にいてもケータイ電話で呼び出されれば気軽に駆けつけ、競争を楽しむように精力的に仕事をこなし、常に時間経過を気に掛けて効率的でいようとする → 心臓病の危険が高いそうです。 いつも体の事を気に掛けていては良い職業人(成果が出せる)にはなれません。 ただ、「社会で競争を勝ち抜いていく人に特徴的な要素」=「心臓に悪い要素」という結果が出ています。これから頑張っていこうとする若手社員にとっては無用な情報かもしれませんが、体が最優先の資本である事をたまには思い出してもらいたいと思います。 社会的ジレンマ social dilemma概要大きな集団でみられる組織にとっての好ましくない相互依存関係の事。 取り上げた理由『権利と義務』のシーソー関係は小学校や中学校の社会科の授業で習いますが、最近のあまり上手くいっていない問題の背景には、「義務を果たしても・・」「権利ばかり主張しやがって・・」といった思いが存在して対立しているように感じます。 間違いのない『信用』が基幹にあってはじめて設計通りに機能するものが世の中には多いため、お互いを信用する気持ちが小さくなれば深刻な機能不全状態に陥ってしまいます。 「権利を主張する前に義務を果たしなさい!」が、年輩の方々が若手社員の主張に対して思うものです。社会人の義務とは成果や利益を出して貰っている給料以上の貢献を果たす事になり、 それを口にする人が、少し早く生まれ事くらいしか自分との間の差がないような人であれば素直に受け入れる事が出来ませんが、それでも物事の道理は年輩の方々の言葉の中にあります。 サイト関連書籍 心理学辞典個別リンク あ行 |
![]() 他の心理学キーワード |
Copyright© 若手社員の心理術・処世術・心理学辞典, All Rights Reserved