人の心の傾向を理解して自らを戒め、うまく立ち回る
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「不安」「統制の所在」「援助要請行動」不安 anxiety概要現在の自分が持っているものや、手に入れたいと願っているものを、「将来の自分は保持できていないのではないか」と、漠然と予想することに伴う不快な気分のこと。 取り上げた理由将来の自分自身の姿に思い悩み、希望を見出せない事を 『悲観』 と呼びますが、そこに描かれれいる自分は想像上の自分でしかない事は紛れもない事実です。 今と今までを判断材料として将来を見越す事は大小様々な計画を立てる点において重要ですが、そもそも将来を悲観している人にとって、わざわざ悲観的な将来へ向けた計画を立てる訳にもいかず、「今何を成すべきか?」を考える気持ちは湧き上がりません。 ほんの些細な事であっても、未経験のものや未知のものを恐れて周到に準備した経験は誰にもあるはずです。そして、「大した事なかった」と感じたはずです。 『不安』を抱く事に関しては他人がどうこう言える類のものではありません。 統制の所在 locus of control概要行動の結果がコントロール可能な要素によってもたらされたのか、コントロール不能な要素によってもたらされたのかに関する認知様式。 取り上げた理由上手く事が運ばなかった原因を「自分のミス」に求めるのか「運の悪さ」に求めるのかによって、その後の行動には大きな差が生まれます。 一方、内的なもの(能力不足など)を動かし難いものとして認識し、そこに原因を求めてしまうと、改善への取り組みは行われません。 また、いつもいつも自分の中に原因を求めていたのでは疲れ果ててしまう仕事(営業など)もあります。「運が無かった」と次へ向かう切り替えが大切になります。 援助要請行動 help-seeking behavior概要自力では解決できない問題に直面した人が、その解決に関して他者に援助を求めること。 取り上げた理由『プライド』 『自尊心』に関しては功罪様々な事が言われています。 若手社員にとっての教科書的な正解は、 若手社員がより成熟した社会人を目指すためには、「今は出来ない事」「今は出来ない自分」を認め、素直に『援助』を求める姿勢が不可欠になります。 サイト関連書籍 心理学辞典個別リンク あ行 |
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