人の心の傾向を理解して自らを戒め、うまく立ち回る
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「自己決定感」「成功達成要求と失敗回避要求」「後知恵」自己決定感 feeling of self-determination概要自分が取る行動が他人によって決定された結果のものではなく、自分自身の決定によるものであると認識、確認出来る事。 取り上げた理由何かしらの行動を取る際に、「自分が決めた事だから」「自分のためになる事だから」と、自分の責任やメリットと絡めて認識できると途中で投げ出す事が少なくなる事は誰もが知っています。 『やらされている感』だけが募り易い単調な業務の中に、その真反対に位置する『自己決定感』を見出す事は難しく、『やりがい』を求める多くの若手社員にとっての大きな壁となります。 事実か否かは別として、自分が取る行動の中に高い確率で『自己決定感』を見出せる人は非常に幸せな職業人生が送れます。 失敗回避要求と成功達成要求 Atkinson's model概要アトキンソンにより提出された達成行動の動機付けに関するモデル。 取り上げた理由職種による違いがあるために一概には言えませんが、一般的に、「失敗を恐れずチャレンジする事」が若手社員に求められる上位のものとされ続けています。 人が持つ様々な感情や志向の中で、変化させる事が難しい代表的なものが、「失敗を恐れる感情」だと思います。 間違いやミスが許されない仕事(医師など)であればよいのですが、チャレンジする事が当たり前とされる仕事(営業職など)に就いている人が『失敗回避要求』を強く持っていると悲劇です。 後知恵 hindsight概要ある事柄が生じた後(結果が出た)になってから、それが起こる可能性をどう見積もっていたかを考える事。 取り上げた理由社会人生活が長くなるといろいろな方面の知恵が付きます。 物事に理由付けを行う技術にも長けてくるため、さも最初から考えていた理由であるかのごとく感じ取り、自己正当化を図る上での大きな武器としてしまいます。 自信も過信も、正解も不正解も紙一重ですが、社会人生活とともに知らず知らずのうちに身に付ける思考技術である『後知恵』によって、自分を正当化する傾向がある事は覚えておきたいことです。 サイト関連書籍 心理学辞典個別リンク あ行 |
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