「ほうれんそう」「言葉を変換しない」「激情に備える(キレない)」/若手社員の処世術

仕事の世界で損を被らない具体的行動

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新入社員をはじめとする若手社員の処世術
「ほうれんそう」「言葉を変換しない」「激情に備える(キレない)」

ほうれんそう(報告・連絡・相談)

今更ながらですが、新入社員や若手社員の方はしつこい程言われたのではないでしょうか?
その時はよく理解する事が出来なかった理由とともに。

今何をしている。今はここまでやっている。という 『報告』
これから帰ります。こうやってやります。という 『連絡』
どうしましょう?どうやってやればいいですか?という 『相談』

これが無いとものすごく不安になります。
自分に染み付いた習慣というだけでなく、部下が何処にいて、何をしていて、どれくらいまで進んでいてっていう事が把握できないともの凄く不安になります。
それぞれの行為の意味はこの際重要ではありません。
自分を不安に陥れる相手の事を「可愛い」と思えるような人には滅多にお目に掛かれません。
余裕があった頃の上司は部下指導を子育てと同様に捉えてくれましたが・・・。

ほうれんそうを「子供扱いするな」と思っている人がとるべき行動

面倒で、子供扱いされたようで慣れるまでは大変ですが、それでも実践あるのみです。
理屈ではありません。やっているうちに習慣になります。
若い時に身に付けていないと、歳を取ってから間違いなくトラブルが増えます。

言葉を変換しない

「最先端文化を作り出すのは女子高生」と言われて久しいですが、新しいものや良いと思ったものにはすぐに飛びついて試してみる柔軟さと旺盛な好奇心のたまものでしょう。

若い世代にとっての誇れるものはやはり若さです。若いが故に何でも柔軟に取り入れて、何でもすぐに覚えてしまします。
それに対して年輩の方々はなかなか動こうとしませんし飛びつきません。必要性を感じないのです。

IT関係の知識や専門的な業務関連知識などに関して、上司よりも若手社員の方がよく知っている場合が増えました。
そして、会社においてそれを披露せざるを得ない場面が訪れますが、上司や先輩に何かを教える際の言葉の選択や言葉の発し方、態度が大切です。

誰しも慣れ親しんだ言葉があり、専門的な分野には専門用語があります。
正確で間違いのないコミュニケーションを行うためには相手が使った言葉の確認作業が必要になりますが、
「それは〜〜の事ですね」 と自分が慣れ親しんだ言葉に変換したり、「それは〜〜って言うんですよ」 と相手の間違いを指摘する際は注意が必要です。

上司や先輩に何かを教えないといけない人がとるべき行動

「偉そうにしやがって可愛くない」「バカにされた」と感じてしまいます。
正確なコミュニケーションは大切ですが、大体でいいところは大体でいいですし、相手にとって専門用語は必要ないのです。
相手の面子を潰さない配慮が求められます。

激情に備える(キレない)

「キレる」「ブチ切れる」「爆発する」など、感情の高まりを抑えきれずに一気に開放してしまう事ですが、やはりキレたらお終いです。特に若手社員のうちは。
キレていい立場とかダメな立場とかはありませんし、「一回キレた姿を見せておけば上司や先輩からなめられない」のは事実かもしれませんが、
その会社で働き続けるつもりならやっぱり具合が悪い事が多くなります。

『激情』という位ですから、予期せずに突然最高潮まで湧き上がる感情です。
抑えると言ってもその時にはもう歯止めがききません。

本人だってキレたくてキレているんじゃないので、キレ易い人に何を言っても無駄かもしれませんが、それでも処世術とは対極のところにある行動の代表である「キレる」はデメリットが大きすぎます。

キレ易い人がその時に備える行動

準備しておくしかありません。オートマチックに実践できる行為なら何でもいいと思います。
サッと血が引くのを感じたら耳を引張るとか、こめかみの血管がピクピクしてくる感覚を感じたら鼻をつまむとか、即その場から逃げるとか。
滅茶苦茶言っている訳ではありません。ワンクッションの緩衝行為の効果は確かめられています。


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