黄昏時・暗闇効果/心理効果・心理実験

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時間帯や明暗を利用する「黄昏時効果」・「暗闇効果」

黄昏時効果 Twilight effect

概要

認知・発見、思考・判断能力などの人間の活動能力全般が黄昏時(夕方の時間帯)に著しく低下する時間効果の事。
人体の活動・覚醒周期(バイオリズム)は、起床後の経過時間や外界の気象変化によって上下の波を繰り返し、黄昏時は様々な能力が停滞する時間帯とされます。

認知・判断能力が停滞する上に、外界の明暗に関する気象変化が大きくなる時間帯であるため、最も交通事故が起こり易い時間帯となっています。

実験内容

具体的な実験ではありませんが、黄昏時効果を利用して演説を行い、結果的に多くの人を不幸な方向へ導いたのがナチスとA・ヒトラーとされています。
知ってか知らずかは分かりませんが、人間のあらゆる能力が低下する時間帯を選んで演説を行い、民族の優位性や不当に搾取を受けている事を声高に訴える事で一種の洗脳状態を作り出しました。

具体的な実感シーン

「バイオリズム」「波」「流れ」などの言葉で表されるものは目には見えないものですが、その停滞時には、「気分が乗らない」状態を実感できるものです。

仕事上の失敗の原因は様々にありますが(ヒューマンエラー)、ケアレスミスによる失敗は圧倒的に黄昏時に起こり易くなります。
心身両面で仕事への準備が整っている午前中と比較し、肉体的な疲労感や以下のような気持ちがもたらす気の緩みによって失敗が多くなります。

  • 「もう少しで仕事が終わる」
  • 「今日も残業か」
  • 「早く終わらせて遊びに行こう」
  • 「明日の休みは何をしよう」
  • 「お腹が減った」

暗闇効果 Darkness effect

概要

暗闇が持つ不安感や秘匿性、一体感を感じやすい事に影響を受け、他人との関係が急速に親密なものになりやすくなる効果の事。
暗いが故に、不安感を打ち消すために誰かの存在を近くに感じていたいという感情、物理的に近くにいかないと見えないという事実、容姿の欠点を隠してくれる事による安心感などにより、
物理的・心理的な距離が縮まるとされています。

キャンプファイヤーやナイトクラブで感じる一体感や開放感には、暗闇と一点に輝く強い光の影響が大きいとされています。

実験内容

アメリカの心理学者ガーゲンが明るい場所と暗い場所での男女の行動観察実験を行いました。
男女同数を 「明るい部屋」 と 「明かりを落とした部屋」 に入室させて観察したところ、
明るい部屋に入ったグループでは、初対面の男女が取る一般的な行動(女性は女性で固まり、会話はさほど込み入った内容ではない)に終始しました。

一方、暗い部屋に入室したグループでは、当初は離れて座っていますがやがて距離が縮まり、軽いボディタッチや手をつなぐといった事に止まらず、抱き締め合う男女も現れたとされています。

具体的な実感シーン

余程変わった行動特性を持った人ではない限り、「夜」「暗闇」は心の垣根を取り払ってくれます。
その理論的な背景には不安感や寂しさを振り払うためであったり、秘匿性が高まる事での開放感であったりしますが、昼間とは違った一面や人間としての本質が出やすくなる事は間違いありません。
『仕事や恋愛の関係を深めるのは夜』 とする言葉に嘘はありません。

昼間の明るい日の中で異性を口説けば強い驚きとインパクトを与えますが、相手の気持ちの準備が整っていないため、その場では失敗に終わる事が多いはずです。

時間帯に関する心的傾向

午前中
「理性の時間帯」「左脳が活性化する時間帯」と言われ、理屈や論理を筋道立てて考える事に適している
午後
「感性の時間帯」「右脳が活性化する時間帯」と言われ、午前中とは反対に感情が判断の主役になってくる
夕方・夜
黄昏時効果暗闇効果
計算・暗記
昼前後まで能率が上がるが、その後は次第に低下(集中力の欠損)
運動
起床後、時間が経過するのに従って身体の動きがスムーズになる

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