会話に見る心理状態/話し方(最初に結論)

会話(話し方)に表れる心の状態

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「結論先出し」・「回りくどい」話し方

結論先出し−回りくどい

事実(問題や結果)を素早く正確に伝える必要性が高いビジネスの場において、スタンダードな話し方として推奨されるのが、「結論先出し・結論ファースト」です。
どんな状況にあっても意見や感情の表現を後回しにし、事実(起承転結の『結』)の伝達から始めて必要に応じて肉付けしていく会話を展開する人の心理について

 代表的な結論先出し

  • 「受注に失敗しました。納入価格の折り合いが付きませんでした」
  • 「今日も残業できません。申し訳ありません」
  • 「お約束した納期に間に合いません。原料が調達できないと連絡が入りました」
  • 「あと20円単価を下げて下さい。それで上を納得させます」
  • 「OKがでました。苦労した甲斐がありましたね」

 最初に結論を述べる人の心理状態

「何事にも基本に忠実でありたい」「嘘をつかず誠実でありたい」「効率的・合理的に行動したい」「相手を尊重したい」といった心理を読み取る事ができます。
ビジネスの場では客観的で疑いようのない事実を間にはさみ、それぞれの立場や考え方に従ってやり取りを進めていきますが、まずは『事実』を正確に素早く伝える事が必要不可欠となります。
『事実』を聞かされた上での『意見』・『感想』・『状況説明』でないと、それらの情報が何を意味するものなのかを考えながら聞かねばならず、時間と労力を無駄にしないためにも結論を最初に述べる事が求められます。

ビジネスの場における基本とされて推奨される結論先出しは、特に悪い報告をする場合にはためらわれるものです。
メールや文章などの文字によるコミュニケーションとは違い、ダイレクトに反応が返ってくる会話では、大きな反応が返ってくる事を恐れての前振りが多くなりがちです。
そんな時にも基本を崩さない人は、「悪い事を早く報告して楽になりたい」といった心理が働いている事も考えられますが、「忠実でありたい」「誠実でありたい」といったものを根っこのところに強く持っている事がうかがえます。

 回りくどい人の心理状態

結論先出しの話し方とは全くの逆の回りくどい話し方をする人は、「全てを説明した上でないと自分が展開する会話の意図を正確に把握できないだろう」「全てを聞きたいに違いない」「一から十まで伝えたい」といった、少しお節介で自分勝手なサービス精神を抱えている事を見てとる事ができます。
話しにくい内容が続く時には、気後れのために前振り(前口上)や状況説明が続く事もあり、それらが一定の緩衝材的な働きをする事も期待できますが、基本的に回りくどい話し方をするのとは全く意味が違います。
他人の判別能力の欠如や自分の話の面白さ、他人の感情などに一人よがりな思い違いを抱いている事が考えられます。

 ビジネスメール

職種の違いにもよりますが、メールは仕事の場での欠かす事ができないコミュニケーションツールとして地位を確立しています。
『ビジネス文章』『ビジネスメール』では、ビジネストーク以上に結論の先出しが求められ、「書きたい」「説明したい」といった意識を抑えて事実の列挙に留める事が良いとされます。(メールに感情を入れない

記録に残り、その場でそれ以上の説明が出来ないという特徴を持つメールの中に、微妙な解釈余地を残す事は危険です。
何気なく付け足した余計な一言があったために、相手の解釈を惑わせ、時には怒らせてしまう事があります。


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