会話に見る心理状態/話し方(カタカナ言葉)

会話(話し方)に表れる心の状態

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「カタカナ言葉」(外来語)が多い人

カタカナ言葉・外来語が多い話し方

「デリバリー」「チャネル」など、ビジネスの場で使用する頻度が高いものから、パソコン関連の用語まで、日常生活の中にかなりの頻度で表れるカタカナ言葉に関し、日本語に置き換える事が困難な言葉ではないにも関わらずカタカナ言葉を多用する人の心理状態について

 代表的なカタカナ言葉

  • 「今、エビデンス(証拠)を集めています。少しディレイ(延期)して下さい」
  • 「このドキュメントを3部コピーしておいて」
  • 「フレーム・スキーム(骨子)をシンプルに話してくれ」
  • 「あのベンダー(販売店)のポテンシャルはハイグレードです」
  • 「君のセリング・スキルの弱点は、トータルデザインの視点がショート(足りない)している点だ」

 カタカナ言葉が多い人の心理状態

一般的によく知られた言葉ではなくても、会社において当たり前のように使用されているカタカナ言葉に影響を受けてしまう事は仕方がないのですが、会社を離れ、一定の共通認識を持った人が相手ではないにも関わらず、社内と同じ調子でカタカナ言葉を使用する人は、
自己中心的なものの考え方をする傾向があり、「優れた自分」「博識な自分」「有能な自分」を誇示したいといった気持ちが見て取れる人です。

会話相手が年輩の人であっても、相手の語彙力の方向や深さを思い測る事なく、自分が繰り出す言葉に触れた相手が不可解な顔を見せた場合には、
「話しが理解できない相手」「理解力が乏しい」「低レベル」などと、自分の会話力の無さに思いが至る事はあまりありません。

「覚えた言葉を意味も分からず使う」といった、子供のような可愛らしさを持った人とも言えますが、『相手やタイミングを考慮して適切な言葉を選択する』という、会話展開上の重要な基礎的事項を身に付ける事なく成長してしまった事がうかがえます。
同時に、多くの人が外来語を多用する人に対して抱く、「気取った人」「格好付けている人」といった感覚を身に付けていない、『明るい人』と言えるかもしれません。

カタカナ

 専門用語・短縮言葉

カタカナ言葉・外来語の多用と同じく、専門的な言葉を分かり易い言葉に変換する事なく、仲間内だけで通用する類の短縮言葉を正式な言葉に戻す事なく話す人も、自己中心的で幼稚な感覚を持った人と言えます。

特に短縮言葉には、「敵と味方を区別する仲間内だけの暗号」といった趣があり、仲間を大切に思い、他の集団とは違っていたいという若者特有の排他性が内包されているため、公の場で短縮言葉を使用する事は年齢とともに減っていくのが通常とされます。


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