「非言語的コミュニケーション」「反社会的行動」「バンドワゴン効果」/若手社員の心理学講座

若手社員にこそ覚えてもらいたい心理学の重要語句

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「非言語的コミュニケーション」「反社会的行動」「バンドワゴン効果」

非言語的コミュニケーション nonverbal communication

概要

言語による対人コミュニケーションを言語的(verbal)コミュニケーションと呼び、それに対する概念として言語以外の手掛かりを利用するコミュニケーション全般の事。
体の各部分を用いる身体動作の事を「ボディ・ランゲージ」と呼ぶ事もあります。
意識のコントロール下にある言語的コミュニケーションに対し、無意識的な色彩が強く、本音ををより表しているものとして捉えられています。

ナップは次のように分類しています。
『接触行動』 / スキンシップ
『身体動作』 / 表情・身振り手振り・姿勢・視線・目の動き
『身体特徴』 / 容姿・体臭・髪の毛・皮膚
『人工物の利用』 /  化粧・服装・アクセサリー
『近言語』 / 声の高低やリズム、スピード・泣き・笑い
『プロクセミックス』 / 対人距離・着席行動
『環境』 / インテリア・照明・温度

取り上げた理由

若手社員に不足するものの一番目に挙げられるコミュニケーション能力ですが、コミュニケーション能力中に大きな要素を占める 『非言語的コミュニケーション能力』 の未成熟に理由があると考えられています。言葉以外が指し示しているメッセージの読み取り・発信能力の事です。

生きてきた年月によるところが大きなものであるため、コミュニケーション能力の不足を過剰に思い悩む必要はないと思います。 (人に対する好奇心の程度が一番重要ですが)
それよりも、オモシロ心理学の本を読んで仕入れたネタを楽しみながら検証しているうちにいろんな引き出しができてきます。目のつけどころが理解できる事がコミュニケーション能力の向上に大きく貢献してくれるはずです。

事実かどうかは別として、非言語の中に本音やメッセージを見出す事は楽しいものです。

  • 「赤いネクタイをしているから今日のあの人はやる気がみなぎっている」
  • 「香水をつけているから今日の彼女は本気だ」
  • 「ずっと腕を組んだままだから早々に切り上げよう」・・・

どこに着眼すればいいのかを理解できる事が、コミュニケーション能力向上の大きな足がかりとなる人に対する関心のアップをもたらしてくれます。

反社会的行動 antisocial behavior

概要

社会一般で共有されているもの(法律・規則・ルール・マナー・価値観など)に反する行動のこと。逸脱行為。犯罪行為。
「不満」「緊張」「先天的」など、逸脱行為が行われる理由としては様々なものが考えられますが、社会に対して抱く個人の 『絆感情』 が弱くなった時に頻繁に見られるものとされています。
(愛着・共通理解・参加・ルールの信頼性)

取り上げた理由

センセーショナルな事件が起こる度に注目されるのが加害者の人物背景ですが、ほぼ一様に大きな不満を抱えていた事が報道されています。
犯罪行為が大々的に報道される宿命を持つ公務員に関しての事件では、仕事上の過剰なストレスに悩んでいた姿が報道されます。

大部分の人にとっては分かり切った事ですが、不満やストレスを抱えていたからといってそれを犯罪行為の正当な理由として捉えてもらえる事は有り得ません。
社会と個人の絆が弱くなった事が犯罪行為の増大やその質の変化の理由とされていますが、所詮人は一人で生まれて一人で死んでいくものです。

妙な疎外感を心の中に持ち続ける事は絶対に良い方向へ作用しませんが、周囲に何かしらを期待する気持ちは甘えの表れです。
悲惨な報道に触れる度に身勝手な期待を抱かせたのは何だったのかを考えずにはいられません。

バンドワゴン効果 bandwagon effect

概要

アナウンスメント効果(※)の一種で、選挙の事前予測報道に触れる中で、有利が予想される候補者に投票する意識が働く事を指します。
「勝ち馬に乗る」「多数派に便乗」などと表現される行為を取らせる効果の事になります。
(※アナウンスメント効果 事前報道が実際の行動に心理的な影響を与える事)

反対に位置するものとして 『アンダードッグ効果』(判官びいき)があります。強い者を応援する事で自分も勝利を味わう事に価値を見出すのか、弱い者を応援する抵抗の姿勢に価値を見出すのかで行動が変わってきます。

取り上げた理由

「勝つ事」 「安定」 「失敗を避ける」 「より大きなものの中に居る」事を志向する人と、
「反抗」 「不安定」 「逆転」 「小さな中での相対的に大きな自分」を志向する人では行動が180度違います。個人的な能力に自信を持つ人は、後者を志向する人である事が多いと感じます。

損を覚悟してリスクを冒し、何かに挑戦する姿勢が称えられがちなのに対し、「勝ち馬に乗る」的な行動はあまり人気がありません。
しかし、長く仕事をする上では、華やかな成功はなくとも決定的な負けを避ける事こそが第一に求められます。
多数派を見極め勝つ可能性が高い側につき続ける事、リスクを冒さない事、大きな中で小さな貢献を繰り返す事などはそれはそれで難しい事です。
安定を求める人は世間一般の認識に惑わされず、勝ち馬に乗り続けて欲しいと思います。


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