「対人不安・社会的不安」「ヒューマンエラー」/若手社員の心理学辞典

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「対人不安・社会的不安」「ヒューマンエラー」「孤独」

対人不安・社会的不安 social anxiety

概要

対人的な原因によって引き起こされると考えられる不安感情全般の事。
「視線恐怖」や「赤面恐怖」などが他人との関わり合いの中で具体的に恐れる対象を表しているとされます。

バスは対人不安を、「恥ずかしい気持ち」「聴衆不安」「困惑」「恥」の4つに分類しました。
他者からみた自分への評価を過剰に気に掛ける事が根底にあるとされています。

取り上げた理由

いつの時代も同様なのかもしれませんが、若い世代の方とお話をしているとかなりの高い確率で、
「人が苦手」「上手く話せない」「視線が気になる」といった言葉が出てきます。
少し勉強をした人なら、「対人不安を抱えています」と口にします。
他人の視線に固執して過剰に考えてしまうといった、本当の病気の人に関しては何も言う事が出来ません。早く治療に取り掛かっていただけたらと思います。

「若い人に特有のものですよ」「時間が解決してくれますよ」などとありきたりの事を答えますが、やはり不安なものは不安なまま抱えている様子です。

そんな人達は、本来は細やかな気配りを行動に移す事が出来る資質を持っているのに、評価が気になって行動に移す事ができないようです。

ニセの対人不安はもったいです。大袈裟かもしれませんが社会的な損失です。
折角の自分の優れた資質を発揮せず、世間に対して証明する事もしないうちから世間の評価を気にするのは実にもったいない行為だと感じます。順番が間違っています。

「この人は本当の病気じゃないのか」といった思いがあり、面と向かって口にする事はできませんが、やはりもったいないと思います。

ヒューマンエラー human error

概要

人間の失敗全般を指す言葉。
作業を行うに当たり、その作業を行うための一つの投入物として人間を捉え、その人間が予定通り行動しなかった、出来なかった事による作業の失敗などと定義されています。

事故防止の観点から、事故発生のメカニズム解明や防止策の構築を目的として、そこに関わった人間の行動や心理状態が盛んに研究されています。
オミッションエラー(すべき事をしない)、コミッションエラー(正しく行わない)、入力エラー(理解の間違い)、媒介エラー(判断・記憶の間違い)、出力エラー(操作ミス)などに分類しています。

取り上げた理由

「人間は間違うもの」「人間は間違わないもの」。失敗やミスへの感じ方・考え方一つでその後に取られる対応はガラリと変わります。

失敗に学び次に活かす事を目指す失敗学の世界では、「人間は間違うもの。それをゼロにする事は出来ない。だけどそれをよしとしたら進歩が生まれず、事故もなくならない」といった考え方が根底にあります。

個人的にも失敗やミスは無くす事はできないものと感じています。
それを避けようとしたり、2度と起さないようにする所に仕事の面白さがあるように感じます。

ミスや失敗にもいろんなレベル、質のものがあります。
「うっかりミス」や「ぼんやりミス」など、様々なミスがありますが、一番避けたいと思っているのは、
すべき事をしなかった事によるミスです(オミッションエラー)。
気付かなかった事や知らなかったためのミスなら仕方がない面がありますが、
「知っていて、やるべき事も分かっていて、でもやらなかった」ミスはダメージが大きいです。
自分をどうしようもないバカだと感じてしまいます。

孤独 solitude

概要

一人であること。一人でいること。一人でいるという物理的、心理的な状態のこと。
『孤独感』は、孤独であることを自分自身が感じることで、周囲から客観的に観察できる物理的な状態とは関係がないものとされています。

取り上げた理由

社会的な動物である人間にとって、どこまでいっても先が見えない孤独感を感じてしまえば人間的な破綻を迎えてしまいます。
時間でも考えでも何でもいいから他人と共有したいと考えるのが人間だそうです。

絶望感に通じる孤独を感じる時は既に正常な状態ではないとされ、正常な判断も下さない状態とされます。正常な人間ならそこまでの孤独感を疑う気持ちが働くそうです。

何にでも節目・ターニングポイントがありますが、会社に入ってからの数年間は人生の中の大きな節目の時期とされ、不安定な時期であるからこそ様々な経験をマイナスに捉えてしまいがちな時期とされています。

所詮人間は一人なのですから、人生の中で孤独感を味わう機会は山のようにあります。
ただ、置かれた状況や立場、環境や経験の少なさから、それを味わう頻度が高くなる時期が若手社員の時期というだけの事です。


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