「疲労」「エレクトラ・コンプレックス」「特殊飢餓」/若手社員の心理学辞典

若手社員にこそ必要な心理学の重要キーワードを紹介

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「疲労」「エレクトラ・コンプレックス」「特殊飢餓」

疲労 fatigue

概要

長時間に及ぶ緊張、運動、同一姿勢、運動、作業(連続・単調・規制)作業、睡眠不足などによって生じる心理的・生理的変調状態。変調状態を感じ取る事。
身体面を主とするものを肉体疲労(muscular fatigue)、精神面を主とするものを精神疲労(mental fatigue)として区別する事があります。

急性疲労・亜急性疲労・・・ 休息・休憩で回復
日周性疲労・・・睡眠によって回復
慢性疲労・・・休養や保養によって回復 などの種類があるとされています。

取り上げた理由

毎日毎日の中で全てのやるべき仕事が終ればよいのですが、よほどの単純作業・業務でない限り次の日へ持ち越す事になります。
仕事の連続性を考えれば当然の事ですが、常に仕事を抱えている感覚はそれ自体が 『疲労』を感じさせるものとなります。

『疲労』を感じた事がない人などいませんが、それを慢性的に感じる感覚は本当に嫌なものです。
「肩に重いものが乗っている感じ」「まぶたの裏側にトゲトゲしたものが付いている感じ」「胃の中に鉛の玉が置かれている感じ」など、それを始終感じる事になればかなりの心理的ストレスになるであろう事が容易に想像できるものばかりです。

若手社員は若いからこそ「若手社員」と呼ばれるのであって、通常はその若さゆえ疲労回復が早いはずです。
周囲は疲れた姿ではなく溌剌とした姿を期待していますし、「若者は疲労を感じるでべきじゃない」といった感情を持たれ易くなります。

『疲労』を感じるのは当然の事で若さを過信しての無理は禁物ですが、少しやせ我慢して『疲労』を表に出さない気持ちも大切です。

エレクトラ・コンプレックス Electra complex

概要

幼少の女児に見られるとするユングの用語で、父親への愛情と母親への敵意の感情を抱く葛藤。

ギリシア神話の中のエレクトラ姫が父親であるアガメムノン王とその妻に対して抱く感情に由来し、男児の『エディプス・コンプレックス』に対して女子の場合はそれまでの依存対象である母親を憎むという特徴があるとされています。

取り上げた理由

中学や高校、大学などの部活動や普段の生活全般において、1つ上の学年とは仲が悪いけど、その上の学年とは良好な関係が築けていたといった経験はないでしょうか?
「1年生は3年生と仲が良いけど2年生とは仲が悪い」といった感じのものです。

下級生にとっては、「明らかな違い(年齢・能力)を感じる事ができない」。
上級生側にとっては、「それまで自分達が受けていた愛情を奪う者として敵視してしまう」。
中学、高校、大学の生活の中で実感していたもので、会社に入ってからも少なからずあったように思います。

何も分からず相手が誰であろうと『依存』しないとやっていけない一定の時期を通過すると、ふと冷静になって先輩を見つめます。
そんな時には「自分と大差ない」「自分より劣っている」などと感じる事が多く、そこに相性が悪い事が加わると高い確率で嫌悪感情を抱いてしまい、それが相手にも伝わってしまいます。

若手社員の中には人間関係に悩み退社する人が多いのですが、その相手が先輩である場合は、
「心の一般的な傾向のために必要以上の嫌悪している」場合がある事を思い出す事で良い方向へ進めるかもしれません。

特殊飢餓 specific hunger

概要

タンパク質、脂質、ビタミン、塩分などの特定の栄養素や体内成分が欠乏した際に、それを含む食物への欲求が自然に生じること。 意識せず食べたくなる事。

発汗による温度調整などのように、体内の平衡状態を自動的に保とうとして働く機能の事を『ホメオスタシス』と呼びますが、食べる行動におけるホメオタシスが 『特殊飢餓』とされています。

取り上げた理由

食欲は自然に沸き上げる欲求で、それを満たさないと死んでしまう事は子供でも知っています。
「何を食べるのか?」を「何を食べるべきなのか?」に知らず知らずのうちに変換してくれる機能が人間には備わっているそうです。

ただ残念な事に、本来は不要なものであってもそれが常に一定以上体内に蓄積される事が当たり前になると、糖分や脂質やニコチンであっても欲しくなります。
「頑固で意思が強い」と言われる自分ですが、悪い事は分かっているのにニコチンへの依存状態から抜け出せません。

バランスの取れた食事を取る事や健康に悪い物を摂取しない事を 『知識』 として知らない人はいませんが、それを実践が伴った 『知恵』 として根付かせている人は少ないのではないでしょうか?

「若年寄り」と呼ばれてしまう程に禁欲的な生活を送る必要はありませんが、修正が効きやすい若い時に身に付けると(身につけずに済むと)その後が大変楽になる事が一杯あります。


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