「ライフ・スタイル」「タイプA行動パターン」「社会的ジレンマ」/若手社員の心理学辞典

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「ライフ・スタイル」「タイプA行動パターン」「社会的ジレンマ」

ライフ・スタイル life style

概要

アドラーは、「一人一人の個人が持っている物事の見方や考え方、生き方」と定義。
ウェーバーは、「ある趣味や価値を志向する人々の生活・行動様式」と定義。
そのの原型は幼少期に形成され、行動や態度、思い出の中に見出すことができるされています。

アドラーが人生の三大問題とした 『職業選択』『社会的関心』『恋愛・結婚』に対する傾向や能力は、幼少期に形成したライフ・スタイルの原型から推測できるとし、影響因子としては、「遺伝」「身体の問題や障害」「出生順位」「兄弟との競合」「親の価値観・しつけ」「学校・社会環境」などを挙げています。

取り上げた理由

「生きるために働くのか?働くために生きているのか?」と問われれば、大多数の方が前者を答えに選ぶはずです。
人が志向するライフ・スタイルは様々ですが、「働くために生きている」と答える人は殆ど存在しないと思います。

しかし、「働くために生きているの?」と、思わずその気持ちを聞きたくなる人は沢山います。
「働く力を蓄えるために休日は寝ている」人も沢山います。

思ったようには運ばないのが人生や仕事ですが、思いもしない事は絶対に実現しないのも事実です。若い頃から実現したいライフ・スタイルを考えてみる事は大切です。
人生という太い帯の中に、仕事人生や家庭人生、親人生や友達人生があります。
一番太く、全ての要素を内側に含むライフ・スタイルが決定すれば、迷いや焦りは消えます。
スタイリッシュなものを思い描く必要はありません。何を一番大切にしたいかを考えるだけです。

タイプA行動パターン type A behavior pattern

概要

フリードマンらが虚血性心疾患の患者に共通した特徴があることに気付き命名した行動様式。
競争的、野心的、精力的、機敏、時間の切迫感、多くの仕事埋もれてストレスの多い生活、ストレスを自覚しないなどが特徴とされています。

取り上げた理由

何処にいてもケータイ電話で呼び出されれば気軽に駆けつけ、競争を楽しむように精力的に仕事をこなし、常に時間経過を気に掛けて効率的でいようとする → 心臓病の危険が高いそうです。

いつも体の事を気に掛けていては良い職業人(成果が出せる)にはなれません。
ストレスをストレスと感じる間もないほどに仕事に没頭する時期も必要です。

ただ、「社会で競争を勝ち抜いていく人に特徴的な要素」=「心臓に悪い要素」という結果が出ています。これから頑張っていこうとする若手社員にとっては無用な情報かもしれませんが、体が最優先の資本である事をたまには思い出してもらいたいと思います。

社会的ジレンマ social dilemma

概要

大きな集団でみられる組織にとっての好ましくない相互依存関係の事。
1つはハーディンによって言及された 『共有地の悲劇』で、個人の利己的な利益追求が社会的なコストを発生させ、最終的に社会全体を危機的状況に陥れるものです。
「環境破壊」が代表例とされます。
1つはオルソンによって言及された『ただ乗り問題』で、コストを負担せずに便益を享受する個人の存在が組織の維持を難しくさせるものです。「生活保護の不正受給」などが挙げられます。

取り上げた理由

『権利と義務』のシーソー関係は小学校や中学校の社会科の授業で習いますが、最近のあまり上手くいっていない問題の背景には、「義務を果たしても・・」「権利ばかり主張しやがって・・」といった思いが存在して対立しているように感じます。

間違いのない『信用』が基幹にあってはじめて設計通りに機能するものが世の中には多いため、お互いを信用する気持ちが小さくなれば深刻な機能不全状態に陥ってしまいます。

「権利を主張する前に義務を果たしなさい!」が、年輩の方々が若手社員の主張に対して思うものです。社会人の義務とは成果や利益を出して貰っている給料以上の貢献を果たす事になり、
「それが提供できないのなら体を差し出して一心不乱に修行しなさい!」となります。

それを口にする人が、少し早く生まれ事くらいしか自分との間の差がないような人であれば素直に受け入れる事が出来ませんが、それでも物事の道理は年輩の方々の言葉の中にあります。


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