「期待しない」「内緒話」「お世辞と褒め言葉」/若手社員の処世術

仕事の世界で損を被らない具体的行動

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新入社員をはじめとする若手社員の処世術
「期待しない」「内緒話」「お世辞と褒め言葉」

期待しない(期待を修正)

まだ世慣れていなくて純真無垢で真直ぐな人の心の中に、一旦上司に対する失望感が芽生えてしまうとその後が大変です。
「こんな人とは思っていなかった」「こんな人のために働きたくない」といった思いは、上司の指示に従って日々の業務をこなしていくに当たっての意欲を湧き上がらせません。

最終的な選択は転職になりますが、「どこの会社に行っても嫌な上司がいるのでは?」といった思いがよぎり、本人にとっては意味のない状態に居続ける事を選択する人もいます。
そして、やらされている感がどんどん募っていきます。

こういったどこの会社にでもある問題の出発点は、「描いた期待が大きすぎる。間違っている」に行き着きます。
「それを満たしてくれるはずだと期待した相手がその期待に応えてくれない」・・自分が勝手に描いた期待によって随分損をする仕事人生のスタートになってしまいます。

「とにかく新入社員を確保しよう」と、事実ではないイメージを植えつけてしまう会社側の雇用戦略にも問題があります。
そんな事をすれば早期退職者が続出する事が目に見えているため、「会社の事実や実態を見せた上で判断させよう」と考える会社が増えていますが、背に腹は変えられない会社や担当者がいます。

「こんなはずじゃなかった」と思っている人がまずは身に付けるべきもの

期待しない技術、期待を修正する技術を身に付けるしかありません。
『期待』は自分が頭の中に描くものです。そもそも確実に実現できる保証がないものです。

上司は会社のメッセージ(決定事項・社員への要望)を部下に伝える人であって、上司が自分だけの判断で決定した事を口にしている訳ではありません。
一般的に処世術とはいえないものかもしれませんが、自分の考え方や感じ方を修正する事も立派は処世の業だと思います。

まずは期待しない技術のベースとなる、『期待』の本質を理解していただきたいと思います。

内緒話

会社でのものに限らず内緒話はスリル・興奮、相手への親近感を感じさせます。
それを知った人の心の中は、「自分だけが知っている。話したい。でも話せない。どうしよう」といったところでしょうか。

社会人になると、「これは言わないで」「これは内緒だけど」といったフレーズが会話の中に入る事が減るのを実感します。
「内緒だけど」のフレーズ自体が子供っぽく感じられるからなのかもしれません。
個人的には、打ち明け話や仕事相手が明かしてくれた情報など、会話内容のレベルと相手との関係の深さに応じて、何も言われなくとも他人に話さない習慣が身に付きました。

内緒話を内緒のままにしておける事は人間関係上非常に重要です。
(仕事相手からの情報は内緒にせずに上司と共有する事も大切ですが)
信頼を裏切った相手への怒りがかなり大きなものになる事は誰しも経験済みではないでしょうか。

内緒にできない人がとるべき行動

内緒話を内緒に出来ない人は確認して下さい。自分の軽い口を疑い、事ある毎に相手に確認して下さい。内緒なのかどうなのかを。

相手の表情や口振り、話題の内容によって、普通は次第に判断できるようにはるはずですが、内緒にできない人は非言語コミュニケーション能力・観察能力が劣っている事が考えられます。

話しちゃいけない事を話す事に興奮を覚えてしまう人は問題外ですが、話して良い事なのかどうかの判断ができない人は、残念ですがしばらくの間は言葉による確認を徹底するしかありません。

お世辞と褒め言葉

お世辞と褒め言葉の違いは微々たるものです。
本心からの言葉が「褒め言葉」。思ってもいない事を言葉にしたものが「お世辞」です。
本心なのか否かが違うだけで、それを聞いた人が「事実だ」と思えば褒め言葉になり、「事実じゃない」と思えばお世辞になります。

欧米人と比較して日本人は褒めるのが下手と言われています。
日本人の中にある「嘘は言いたくない」「大げさな事は言いたくない」「お世辞は絶対に言わない」事を美徳とする文化的背景が大きいとされ、その行為をしている最中の自分の姿を想像するだけでお尻がかゆくなるセルフモニタリング能力の高さ故とされています。

褒める技術に関しては沢山の書籍が出版されています。
その中で必ず触れられているものが、「褒められて嬉しくない人はいない」「褒められる→嬉しい→嬉しい感情を抱かせてくれた相手に好意を覚える→好きになる・信頼を寄せる」といったものです。

どちらにしても、会社に入って仕事を始めたからには、仕事相手を気持ち良くさせる技術が必要になります。その最良かつ簡単な方法が褒める事とされています。

お世辞が言えない人が取るといいかもしれない行動

ものごとには必ず二面性があります。長所であり短所、短所だけど長所でもある部分です。
嘘を言う必要はありません。相手の気になる部分に焦点を当て、それを別の言い方にすれば褒める部分が尽きることはありません。

「うるさい奴」→「元気ですね」 「暗い奴」→「落ち着いていますね」 「しつこい奴」→「粘り強いですね」・・。尽きる事はありません。
最初のうちは抽象的な部分を褒め、慣れてくればホメ関連本のテクニックを覚えたらいいと思います。ただ、無理に褒める部分を探そうすれば不自然さが表に出ます。
不自然さを感じ取った相手や周囲は、「お世辞」と判断する事が多くなります。


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