「小出しにする」「仕事を面白くする」「クールダウン」/若手社員の心理術

人の心の動きを理解して自己コントロールに生かす

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新入社員をはじめとする若手社員の心理術
「小出しにする」「仕事を面白くする」「クールダウン」

小出しにする

「読み捨てられる雑誌のように私のページがめくれる度に・・」
いろいろな場所でいろいろな自分を使い分けているつもりでも、時間の経過とともにバレていきます。
使う言葉や言葉使い、動作や興味を示す対象によってその人の本質的なものが透けて見えてくるのは当然の事です。

「分からないもの」に対しては、「分かりたい」とするのが心の傾向とされています。
自分を開いて、自分を知ってもらおうとする事も大切ですが、何事にも順序があります。
いきなり幼少期の不幸体験を話されれた日には、恐怖心が宿る事でしょう。

自分への興味を長持ちさせたい人の心理術

『小出し』『ミステリアス』が根底に流れる行動こそが求められます。
「大した事でもないのに勿体ぶりやがって」と思わせるほどの『小出し』はいただけませんが、序々に自己開示して相手にも開示してもらう事の繰り返しが大切です。

仕事を面白くする

「面白い」−「辛い」、「楽しい」−「つまらない」と、それを感じるのは自分です。
人が楽しんでやっている事でも自分にとっては辛くてつまらないものにしか感じられない事もあります。女性がナイター中継に付き合う間にケータイメールを打ち続けるのも、男性が買い物に付き合う間にどんどん機嫌が悪くなっていくのも、その時間が辛くてつまらないからに外なりません。

心の中には自分の言動に整合性・一貫性を求める傾向があるとされています。
整合性が感じられないと不安な気持ちになる傾向があるとされています。

勿論、全ての人に当てはまる傾向ではなく、
部下に指示を与える際に自分が朝令暮改を繰り返している事に全く気付かない上司もいます。
「吐いた言葉と行動を統一したい」という感情をもつ人が多いということです。

仕事がつまらない人の心理術

若手社員の辛いところは、一通りの事ができるようになり、早く次のステップに進みたいのに現実の仕事は同じ事の繰り返しといったところではないでしょうか。
つまらなくて辛いだけの気持ちがどんどん膨れていきます。

そんな人は自分を騙してみて下さい。子供騙しの域を出ないかもしれませんが、
つまらない仕事をやった後に、「今の仕事は最高だった」「今の仕事は面白かった」と声に出し続けて下さい。
実験して効果を証明した学者さん(フェスティンジャー)もいます。

『不協和状態の打開』メカニズムが働き、本当に楽しくなるそうです。

クールダウン

血を流すほどのレベルではないにしろ、涙を流すレベルでスポーツに取り組んだ経験がある人ならトレーニング後にはプロテインを飲み干し、筋肉の破壊と修復を行った事でしょう。
トレーニング一辺倒はマイナスに働き、筋肉の修復や乳酸の解消を待つための休息時間がトレーニング同様に大切な事を学ばれた事と思います。

物事に集中し過ぎると(過集中)、他のタイミングであれば冷静に眺められるはずの成功の可能性を、かなり大きく見積もってしまう傾向があるとされています。
そして、後から冷静に考えれば取るべきだった準備を怠り、退くべきタイミングを見落として突き進んでしまった結果、大失敗をやらかす確率が高くなると言われています。

やる気満々だけど結果が伴わない人の心理術

人の手を借りずに自分でどうこうできる対策は少ないのですが、『休息』『休憩』『ずる休み』『有給休暇取得』と、『休』に関係する行動をとって下さい。
本当は周囲が強制的に休ませるべきですが、そこまで自分の事を見つめてくれている人はまずいません。

やる気満々状態でもふと弱気になる瞬間はあるはずです。
実績が上がらない事を悩み、最終的に「それでも頑張ろう」となりがちですが、そんな瞬間の中に居る自分を確認出来たら是非休んで下さい。
縮こまったものを伸ばし、張りつめたものを緩めるための心理的な『ストレッチ』には休息が一番です。自分の過集中を疑い、確実な結果を出し続けていくために休んで下さい。


心理術個別リンク

小出しにする 仕事を面白くする クールダウン 責任感は軽めに まず共感 恋人はちゃん付け 選択肢を用意 感謝+嬉しい感情 使わない言葉 時間経過を利用 自分の声を観察 分別して考える 言葉が意味するものの違い 環境の違い 嘘をつく

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